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Jul

家を買うタイミングはいつがいい? 検討期間中に考えておきたいポイント

家を買うまでの検討期間の平均

家を購入する際は、急いで決めてしまうのは失敗のもとですが、だからといって長く検討すればいいというものでもありません。他の人はだいたいどのくらいの期間検討しているのでしょうか。「過去1年以内に住み替え、住まい購入の契約をした人」を対象に行ったインターネット調査の結果を見ていきましょう。

漠然と住み替え・購入を考え始めた時期を聞いたところ、マンションを購入した人の場合は新築か中古かを問わず、検討期間「1年以上2年未満」が30%を超えて、もっとも多い結果となりました。検討期間が「1年未満」という人も20%程度いるため、全体の半数ほどが2年以内にマンションを購入していることが分かります。

一戸建ての場合では、新築分譲一戸建てで検討期間「1年以上2年未満」と答えた人が29.7%、注文住宅で24.5%となっています。ただし注文住宅は「5年以上前」と答えた人が30.1%でもっとも多いという結果となりました。

マンションよりも一戸建てのほうが検討期間は長く、分譲一戸建てよりも注文住宅のほうが長い傾向が見られます。家を購入する際のひとつの目安として役立ててみましょう。

住宅購入時の平均年収・平均年齢から考えてみよう

マイホームの購入では、家を買った後に「住宅ローンをきちんと払い続けられるのか」といった不安が付きものです。ここでは、住宅金融支援機構が公表している「フラット35利用者調査」(2020年度)から、住宅購入時の平均世帯年収や平均年齢を見ていきましょう。

住宅を購入した時の平均世帯年収

同調査資料によれば、住宅を購入した時の平均世帯年収は全体で602万円となっています。内訳としては多い順に、「400万円以上600万円未満」が40.5%、「400万円未満」が22.1%、「600万円以上800万円未満」が20.5%です。合わせると、世帯年収800万円未満で住宅を購入した人の割合が全体の83.1%を占めています。

家を買うタイミングはいつがいい? 検討期間中に考えておきたいポイント

世帯年収が多ければ、住宅ローンで借り入れできる金額は大きくなります。しかし、世帯年収400万円未満で購入した人が約5人に1人の割合でいることからも、年収とのバランスを考えて住宅ローンを組めばよいということが分かります。

世帯年収によって住宅ローンをいくらまで組めるのかシミュレーションしたうえで、住宅購入のタイミングを見定めてみましょう。

住宅を購入したときの平均年齢

住宅の平均取得年齢は、全体で40.3歳となっています。内訳を多い順から見ると、30代39.8%、40代25.4%、30歳未満15.3%、50代12.1%です。

30~40代が全体の65.2%を占めており、約3人に2人がこの年代で住宅を購入していることが分かります。住宅ローンは80歳までに完済する必要があるため、返済期間を35年として逆算すれば、30~40代で購入する人が多いのも納得できるでしょう。

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ライフイベントから適したタイミングを考えてみよう

住宅の購入とライフイベントは大きく関係しています。なかでも結婚や出産、子どもの入園・入学や独立、定年退職といったライフイベントは、暮らしに必要なスペースや適した居住環境が大きく変わるタイミングです。おのずと購入すべき物件の種類などに影響を与えます。

結婚して家を購入する場合、比較的若いうちに住宅ローンを組むことになるため、定年退職を迎える頃には住宅ローンを完済しているというメリットがあります。一方で、早めに家を持つことで転勤などに対応しづらいという点を考慮することも必要です。

出産を機に家を購入する場合、子どもが通うことになる保育園や幼稚園、小学校などのことを考える必要があるでしょう。公園や病院が近くにあるかなど、子育てしやすい環境であるかをチェックすることが大事です。

子どもの進学に合わせて家を購入する場合、学校の近くに家を購入すれば、通学する時間を短くすることができます。子どもの教育を優先させたいときに適したタイミングだといえます。

そして、子どもが独立したときに家を購入する場合は、基本的に夫婦二人で暮らしていくことになります。老後に暮らしやすい居住環境を手に入れるために、住宅のバリアフリーや防犯面などが気になるポイントとなるでしょう。

「住まいの窓口」の無料相談サービスを活用しよう

マイホームを手に入れるときは、購入時期だけでなく物件の種類や資金計画など、さまざまなことを考えながら進めていかなければなりません。同時並行で決める必要があるため、どのような手順で家の購入を進めるべきか悩んでしまうこともあるでしょう。

LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」では、専任のハウジングアドバイザーが住まいに関するあらゆる相談に対応しています。住まい選び・家づくりの進め方や注意点についてアドバイスを受けられ、資金計画に無理がないかシミュレーションしてもらえます。

さらに、厳選された施工会社を紹介してもらえるため、納得のいく形で家の購入を進められるでしょう。また、住まい選び・家づくりに関する無料講座をオンラインで受講できるので、住まいに関する知識を基本的な部分から学びたいという人にもおすすめです。

住まいの窓口は、無料で何度でも相談が可能ですので、気になったことはどんどん尋ねてみましょう。第三者の中立的な意見を聞くことで、自分にとってベストな購入タイミングがはっきりと分かってくるはずです。

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まとめ

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