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スマートホーム製品のおすすめ5選。スマホやセンサーを利用して家電や照明、玄関の鍵などを制御しよう!

最近、「スマートホーム」という言葉をよく目にするようになりました。スマートホームとは、IoTやAIなどの技術を活用し、照明器具やテレビ、エアコン、スマートロックなどの家電や住宅設備をネットワーク化し、より便利で快適な生活を実現する「賢い」住宅のことです。スマートホーム製品を導入することで、自宅をスマートホーム化することができます。

ひと口にスマートホーム製品といってもさまざまなジャンルの製品がありますが、中でも人気のジャンルが「スマートリモコン」「スマート電球」「スマートロック」「スマートスイッチ」「スマートプラグ」です。なお、「Amazon Echo」などのスマートスピーカーも代表的なスマートホーム製品のひとつですが、製品の選択肢も多いので、今回はそれ以外のスマートホーム製品を取り上げます。

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スマートリモコンは、赤外線リモコンに対応した家電を操作するための製品です。複数の家電を制御することができます。スマート電球は、白熱電球の代わりに照明器具に装着できる製品で、スマホアプリなどの操作で点灯や消灯が可能なほか、明るさや色調を変化できるものもあります。スマートロックは、スマホアプリやICカードなどで開錠できる電子鍵です。スマートスイッチは、壁のスイッチなどを物理的にオンオフするための製品で、赤外線リモコンに対応していない照明などをスマホアプリなどで制御できるようになります。スマートプラグは、AC電源を抜き差しすることでオンオフできる家電を制御するための製品です。扇風機やサーキュレーターなどシンプルな機器に使えます。

スマートホーム製品を選ぶ際のポイントは、「スマホアプリの使いやすさ」「AI音声アシスタントに対応しているか」の2点です。スマートホーム製品は、基本的に専用スマホアプリから操作を行ないますので、アプリの使いやすさや機能が重要になります。AI音声アシスタント対応製品なら、スマホアプリだけでなく、Amazon AlexaやGoogleアシスタント、SiriなどのAI音声アシスタント対応機器(Amazon AlexaならAmazon Echoなど)と連携して、音声で操作が可能になります。

今回は、上記の2点を考慮して選んだ、スマートホーム製品の各ジャンルごとのおすすめを紹介します。

Nature Remo 3

4つのセンサーを搭載した高機能スマートリモコン

Nature Remo 3は、赤外線リモコンに対応した家電を制御するスマートリモコンです。温度、湿度、照度、人感の4つのセンサーを搭載していることが特長で、センサーを使って、「部屋が暗くなったら自動的に部屋の照明を点灯する」とか「室温が28℃を超えたらエアコンの冷房をオンにする」といったオートメーション化が可能です。

また、Bluetooth対応のスマートカーテン「mornin' plus」とスマートロック「Qrio Lock」の制御もできます。Amazon AlexaやGoogleアシスタント、Siriといった音声アシスタントにも対応しています。さらに、スマートフォンに搭載されているGPS機能にも対応しており、自宅に近づいたらエアコンをオンにして部屋を暖めるといった使い方も可能です。

アプリもわかりやすく、プリセットされている家電も多いので、自宅にあるさまざまな家電をスマート化したい人におすすめの製品です。Amazonでの販売価格は約1万円です。

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+Style スマートLED電球 E26(調光・調色)

明るさや発光色を調整できるスマート電球

+Style スマートLED電球 E26(調光・調色)は、E26口金に対応したスマート電球です。E26口金は一般的な白熱電球と同じですので、白熱電球の代わりに照明器具に装着できます。

明るさは60Wの白熱電球相当で、専用スマホアプリによって明るさを変えられるだけでなく、発光色も文字が見やすい昼白色から暖かな電球色まで自由に調節が可能です。アプリを使って外出先からも簡単にオン/オフが可能で、タイマー設定で自動的に点けたり消したりすることもできるので、防犯対策にもなります。複数の製品をまとめて制御することもできます。Amazon AlexaやGoogleアシスタントにも対応していますので、スマートスピーカーとの連携も可能です。

定格寿命も40000時間と長く、電球交換の手間が省けます。消費電力は6.7~8.3Wと低いので、電気代も節約できます。初めてスマート電球を使う人にもおすすめの製品です。Amazonでの販売価格は約2500円です。

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 スマートホーム製品のおすすめ5選。スマホやセンサーを利用して家電や照明、玄関の鍵などを制御しよう!

Qrio Lock Q-SL2

鍵の締め忘れを防げるスマートロック

Qrio Lock Q-SL2は、スマホを鍵として使えるスマートロックです。取り付けは玄関の内側のサムターン部分に両面テープで固定するだけなので、工事などは不要。ほとんどの鍵に対応しますが、サムターンの形状によっては取り付けられないものもあります。購入前にWebサイトで確認することをおすすめします。

オートロック機能もありますので、鍵の締め忘れを防げます。また、スマホをポケットなどに入れたままドアに近づくだけで解錠が行なわれますので、両手がふさがっている場合などにとても便利です。家族はもちろん、知人にも利用時間を制限した合鍵を共有することもできます。

オプションの「Qrio Hub」を使えば、インターネット経由で外出先からQrio Lockの解錠や施錠を行なえるほか、鍵が解錠や施錠されたらスマホに通知することもできますので、家族の帰宅確認も可能です。CR123Aリチウム電池2本で動作しますが、電池を4本入れることもでき、その場合は約1年間動作します。

Amazonでの販売価格は約2万円です。

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SwitchBotボット

壁のスイッチをオンオフできるスマートスイッチ

SwitchBotボットは、壁に取り付けられているシーソータイプのスイッチをスマホなどを使ってオンオフできるスマートスイッチです。スイッチの横に取り付け、SwithBotボット本体から生えている突起が動くことで物理的にスイッチを押す仕組みです。取り付けは両面テープで行なうため、壁を傷つけることはありません。

ボタンを1回だけ押す「押す」モードと、オン/オフを切り替えるための「スイッチ」モードを選択できます。タイマー設定が可能で、オプションの「Hub Mini」を使えば、外出先からインターネット経由でスイッチをオン/オフしたり、Amazon AlexaやGoogleアシスタント、Siriを利用して音声でスイッチをオン/オフすることも可能になります。

バッテリーとしてCR2型リチウム電池を使用し、約600日の動作が可能です。色は白と黒の2色。Amazonでの販売価格は約4000円です。

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SwitchBotプラグ

AC電源のオンオフが可能なスマートプラグ

SwitchBotプラグは、AC電源のオン/オフが可能なスマートプラグです。ACコンセントに装着し、家電との間に挟む形で利用します。扇風機やサーキュレーターなど、電源スイッチを入れたままコンセントの抜き差しでオン/オフが可能な家電を、スマート化することができます。負荷は最大1500Wまで対応しています。

Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーと連携することで、音声で電源のオン/オフができるようになります。電源オン/オフのタイマー設定が可能なほか、オプションの「Hub Mini」と「SwitchBot温湿度計」を利用すれば、温度や湿度によって、電源を自動制御することもできます。電源やWi-Fi接続状況を表示するLEDが用意されているので、一目で状態がわかるのも便利です。また、スマホアプリで現在の消費電力や今日の消費電力量を知ることもできます。

Amazonでの販売価格は約2000円です。

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