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電動車の普及に関する調査について

発表日:令和3年9月8日環境生活部大気保全課

1.調査の目的

国は、令和3年6月18日の「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」において、2035年までに、乗用車新車販売で電動車100%を実現する目標を明記しました。

一方、令和元年度末の県内の電動車の普及率は19.0%にとどまっています。

県では、環境への負荷を低減するために、県でも今後、電動車を普及していくことが必要と考えており、普及に向けて現状や課題について確認することを目的として、皆様のご意見を伺いました。

【用語解説】

2.調査の実施状況等

  1. 調査対象 アンケート調査協力員 300人 
  2. 調査時期 令和3年7月5日~7月14日
  3. 調査方法 インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
  4. 回答状況 アンケート調査協力員300人のうち249人が回答(回答率 83.0%)
  5. 調査項目

問1.電動車のうち、あなたが知っていたものはどれですか。(あてはまるものすべて)

問2.あなた又はあなたのご家族は、ご自宅でどのような車を所有していますか。(あてはまるものすべて)

問3.あなた又はあなたのご家族は、今後車を新しく購入するか買い替えるとしたら、どのような車を検討しますか。(1つ選択)

問4.あなたは、電動車をマイカーとして選択するメリットは次のどれだと考えていますか。(あてはまるものすべて)

問5.あなたは、電動車をマイカーとして選択することの課題は何だと思いますか。(あてはまるものすべて)

問6.問5で 1 車の購入価格が高いを選択した方に伺います。あなたは、ガソリン自動車等(※)と電動車との価格差がどの程度であれば、電動車を購入してもよいと考えますか。(減税等を差し引いた実購入価格)(1つ選択)※ガソリン自動車等:問2、3の選択肢1と2

問7.電動車を普及させるために、県がどのようなことをするのが有効だと考えますか。(あてはまるものすべて)

3.調査結果

問1.電動車のうち、あなたが知っていたものはどれですか。(あてはまるものすべて)

(回答者数:249人)

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電動車のうち知っていたものについてたずねたところ、『電気自動車』が32.0%と最も多く、次いで『ハイブリット自動車』が31.1%でした。

問2.あなた又はあなたのご家族は、ご自宅でどのような車を所有していますか。

(あてはまるものすべて)(回答者数:249人)

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:39.7KB)

ご自宅でどのような車を所有しているかについてたずねたところ、『普通自動車(軽以外のガソリン車、ディーゼル車)』が45.7%と最も多く、次いで『軽自動車(ガソリン)』が19.9%でした。

電動車の普及に関する調査について

問3.あなた又はあなたのご家族は、今後車を新しく購入するか買い替えるとしたら、どのような車を検討しますか。(1つ選択)

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:71.9KB)

今後車を新しく購入するか買い替えるとしたら、どのような車を検討するかについてたずねたところ、『わからない』が24.9%と最も多く、次いで『ハイブリッド自動車』が23.7%でした。

問4.あなたは、電動車をマイカーとして選択するメリットは次のどれだと考えていますか。

(あてはまるものすべて)

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:48.2KB)

電動車をマイカーとして選択するメリットについてたずねたところ、『環境にやさしい』が30.9%と最も多く、次いで『燃料代が安い』が16.2%でした。

また、『その他意見』の回答には、以下の御意見がありました。

問5.あなたは、電動車をマイカーとして選択することの課題は何だと思いますか。

(あてはまるものすべて)

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:52.8KB)

電動車をマイカーとして選択することの課題についてたずねたところ、『車の購入価格が高い』が23.1%と最も多く、次いで『自宅周辺に充電器や水素ステーションがない』が17.4%でした。

また、『その他意見』の回答には、以下の御意見がありました。

問6.(問5で 『車の購入価格が高い』と答えた方に伺いました。)あなたは、ガソリン自動車等(※)と電動車との価格差がどの程度であれば、電動車を購入してもよいと考えますか。(減税等を差し引いた実購入価格)(1つ選択)※ガソリン自動車等:問2、3の選択肢1と2

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:82.6KB)

価格差がどの程度であれば、電動車を購入してもよいかについてたずねたところ、『ガソリン自動車と同額程度になるまで購入しない』が43.2%と最も多く、次いで『10~29万円高い程度』が33.9%でした。

問7.電動車を普及させるために、県がどのようなことをするのが有効だと考えますか。(あてはまるものすべて)

画像をクリックすると拡大表示します(PNG:64.3KB)

電動車を普及させるために、県がどのようなことをするのが有効かについてたずねたところ、『車両購入の際に補助金を交付する』が22.5%と最も多く、次いで『公共施設に充電器を設置する』が18.8%でした。

また、『その他意見』の回答には、以下の御意見がありました。

たくさんのご意見ありがとうございました。

今回の調査では、電動車の普及の課題として、『車の購入価格が高い』、『自宅周辺に充電器や水素ステーションがない』といったご意見や、県への要望として、『車両購入の際に補助金を交付する』、『公共施設に充電器を設置する』といったご意見を多くいただきました。

前回の調査時(平成22年度)と同様に、電動車の低価格化やインフラ整備への要望を多くいただきました。より一層の電動車の普及を図っていくため、皆様からいただいたご意見は、今後の施策に役立ててまいります。

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課担当者名:環境生活部大気保全課

電話番号:043-223-3810

ファックス番号:043-224-0949

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