31

May

開館25周年の「長崎原爆資料館」にてクリーニングプロジェクトを完了

清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャー ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市港北区大豆戸町639-3、代表取締役社長:マーク・ヴァン・インゲルゲム)、株式会社V・ファーレン長崎および、長崎原爆資料館は、2021年9月6日(月)に「長崎原爆資料館」にてクリーニングプロジェクトを実施しました。

当社は、重要な歴史を後世に伝えていけるよう清掃を通して、建物の美化に貢献し歴史建造物の保全・保存を行うプロジェクトを推進しております。今回、長崎市と長崎のプロサッカークラブV・ファーレン長崎のご協力のもと、原子爆弾投下に関する資料を劣化から守り、市民の思いを伝え続けている「長崎原爆資料館」施設へのクリーニング活動を実施いたしました。当日は新型コロナウイルスの感染予防対策を図りながら早朝9時から作業を開始し、「長崎原爆資料館」の正面入り口の壁面を約6時間掛けて洗浄。今回は、長崎原爆資料館のある長崎市出身のV・ファーレン長崎 松田浩監督とクラブマスコットヴィヴィくんも一緒に清掃にかけつけてくれました。ケルヒャーの清掃スタッフと業務用温水高圧洗浄機を使用して、25年の長い年月を経て固まった壁面の汚れを取り除きました。正面入り口の床面の洗浄も温水高圧洗浄機を使用し、さらに玄関周りの雑草は温水除草を行い、最後は正面玄関全体をすすぎ洗浄及び最終確認で作業完了しました。洗浄剤・化学薬品等は一切使用せず、歴史的建造物の洗浄に細心の注意を払いながら、「長崎原爆資料館」の正面玄関を清掃いたしました。

開館25周年の「長崎原爆資料館」にてクリーニングプロジェクトを完了

V・ファーレン長崎 松田浩監督・クラブマスコット ヴィヴィくん

■洗浄時使用製品

【壁面清掃】正面入り口の壁面清浄には業務用温水高圧洗浄機「HDS 1000 BE」、「HDS 10/19 M」と「HDS 8/17 M」を使用。高温水を吹き付け、壁面の汚れを素早く除去。【床面清掃】洗浄後の汚水対策に業務用小型床洗浄機「B 40/10 C」と業務用乾湿両用クリーナー「NT 27/1」を使用し短時間に少人数で回収作業が可能に。【温水除草】ケルヒャーの温水除草は植物の根に高温水をかけてタンパク質の構造を変えることで、植物を枯らします。環境への負荷がなく、また根元から雑草を根絶することにより除草の回数を削減できる除草方法です。■長崎原爆資料館 篠崎桂子館長 コメントこの度は、クリーニングプロジェクトとして、長崎原爆資料館の顔である、正面を玄関周辺を清掃いただいたことに深く感謝申し上げます。今回のプロジェクトを通じて、国内外の多くの皆さんに改めて「長崎原爆資料館」に関心を持っていただくとともに、様々な分野から、平和について考え、行動するきっかけになればと思います。■ケルヒャ― ジャパン 代表取締役社長 マーク・ヴァン・インゲルゲム コメントケルヒャーがこれまで培ってきた清掃技術やノウハウを活かし、無事に洗浄できたことに感動を感じております。今回のクリーニングプロジェクトを通じて、長崎市民の平和への願いを広く伝える活動にお役に少しでも立てれば光栄です。【ケルヒャ―のクリーニングプロジェクトについて】1980年にスタートした、世界的建造物の再生・洗浄作業を行う「クリーニングプロジェクト」。 ケルヒャー グループでは、これまでニューヨークの「自由の女神」、リオデジャネイロの「キリスト像」、広島の「原爆の子の像」、東京の名橋「日本橋」等、世界各国にある歴史的建造物や彫像の洗浄・再生を手掛けてきました。社会貢献に大きく寄与することにより信用の高さを実証しています。ケルヒャーグループは今後も日本の皆さんの豊かな暮らしを支える一助となれるような、新たな清掃文化を提供して参ります。《長崎原爆資料館に関するお問い合わせ先》■指定管理者:長崎市平和施設管理グループ〒852-8117 長崎県長崎市平野町7番8号TEL: 095-844-1231 FAX: 095-865-8928