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Dec

ダイソンらしい掃除機を生む微生物研究者とメカニカルエンジニアの仕事

○社内に微生物研究所を持つメリットダイソン微生物研究所では、ホコリやハウスダストだけでなく、ダニや目に見えない小さなカビ菌といった微生物について、20年以上も研究を続けています。世界中の家屋にどのようなゴミ、微生物、アレル物質が存在するのか、それらはどうしたら効率よく取り除けるのか――。さらには、人々の掃除習慣、ゴミがライフスタイルに与える影響など、多角的に研究しているのです。こうした研究によって、静電気を使ってホコリを集める方法を開発したり、0.3μmまでの粒子を吸い込んで空気と分離するにはどれくらいのパワーが必要なのかを調べたりできました。ダイソンの微生物学者は、製品開発の初期段階からプロジェクトに参加し、技術開発やリサーチに貢献しています。たとえばダイソンは2月15日に、ダイソン グローバル ダスト調査を発表しました。2021年11月に日本を含む世界11カ国、12,309人を対象に実施した意識調査をまとめたものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミック初期、家庭では掃除の頻度が高まりましたが、その頻度が維持されている様子、国や地域ごとの掃除習慣の違いなどが見て取れます。【次のページ】いくつかの傾向の中で目を引いたのは、日本を含む各国で掃除頻度が上がり、床...編集部おすすめ

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