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初の「電力需給ひっ迫警報」発令!消費電力の大きい家電を節電できる9のリスト

3月16日におきた地震の影響で一部の発電所が停止している現在、関東地方が真冬並みの気温となっている本日22日は電力需要が高まることが見込まれています。

経済産業省が初の「電力需給ひっ迫警報」を発令し、東京電力管内1都8県に対し、午前8時から午後11時までの節電を呼びかけています。

「電力需給ひっ迫警報」の対象となる1都8県は、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、山梨、静岡東部です。

13:40追記▼

電力需給ひっ迫警報の対象が、東京電力管内に加え東北電力管内にも発令されました。また東京電力は節電が思うように進んでいないため、夕方以降一部地域で停電の恐れがあると発表しています。

▲追記ここまで

今回は家庭で簡単にでき、効果のある節電についてご紹介します。

【1】電気を使う暖房の温度設定を低め、もしくは使わないでいい環境にする

屋外で着るダウンジャケットなどを室内で着用すると、かなり暖かくなります。多少の動きづらさは感じますが、このような日は室内でコートを着てもいいのではないでしょうか。

湯たんぽを持っている方は湯たんぽもおすすめです。筆者もシーズンが終わったと思い片付けた湯たんぽを、引っ張り出してきました。

 初の「電力需給ひっ迫警報」発令!消費電力の大きい家電を節電できる9のリスト

【2】洗濯は明日以降でいいなら今日はやめておく

洗濯機も消費電力が大きな家電です。どうしても今日洗濯しなくてはならないという状況でなければ、明日以降にまわしましょう。

洗濯機を使う場合もスピードコースなど、短時間で仕上がるコースがあれば選択することで節電になります。

また、手洗いできるものは手で洗い、脱水だけ洗濯機を利用するのもいいでしょう。室内干しでも乾燥している今は比較的早く乾きます。

【3】アイロンも明日以降にまわす

アイロンも消費電力が大きい家電です。今日しなくていいアイロンは明日以降にまわしましょう。

【4】ヘアドライヤーはタオルドライ後に

短時間の利用でも消費電力が大きいのがヘアドライヤー。タオルドライを徹底的にし、ドライヤーを使う時間を短くすることで消費電力を抑えられます。

【5】掃除機はペーパーモップやほうきで代用

充電式ではない電源コードをつなげて使うキャニスター掃除機をお使いのご家庭は、今日はペーパーモップやほうき、雑巾など、電力を使わない掃除方法に換えると節電できます。

【6】電子レンジ調理を極力減らす

野菜を加熱するなど電子レンジを使う調理の中で、ガス火で代用できるご家庭はガスで加熱するようにしましょう。

【7】電気炊飯器を使わずガス火で炊いてみる

電気炊飯器で炊飯している場合、ガス火で炊いてみてはいかがでしょうか。土鍋や炊飯鍋、鋳物鍋など厚みのある鍋でご飯を炊くとおいしく炊けます。

【8】無駄な照明を消す

人のいない部屋の照明消し忘れに気をつけましょう。トイレや廊下などとくに忘れがちです。

【9】テレビの消費電力に気をつける

当たり前の節電方法ですが、見ていないテレビは消しましょう。テレビで得たい情報はラジオやスマートフォンに替えることで消費電力を抑えることができます。

東京電力の電力使用状況と、電力使用見通しは、こちらのページで確認できます。

▼でんき予報|東京電力パワーグリッド

https://www.tepco.co.jp/forecast/