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いつの間にか溜まる「へそのごま」。正しいおへその掃除法を伝授

いつの間にかおへそに溜まってしまう「へそのごま」。汗や皮脂など、さまざまな汚れが固まってできるへそのごまだけど、掃除はどれくらいの頻度でするべきなの?そこで今回は正しいおへそ掃除法について、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生に、お話を伺った。【写真】皮膚科医が解説!「おへそ」が臭くなる5つの要因監修:慶田朋子 銀座ケイスキンクリニック院長 医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会会員。東京女子医科大学医学部卒。同大皮膚科助手を経て、「銀座ケイスキンクリニック」を開設。最新の医療機器と注射によるメスを使わないナチュラルな若返り治療、食と美容、健康などの幅広い知識から、テレビや雑誌、WEBなどで活躍。

 いつの間にか溜まる「へそのごま」。正しいおへその掃除法を伝授

「へそのごま」とは?

日ごろ、なんとなく掃除をしている「へそのごま」。そもそもへそのごまの正体は?「へそのごまは、垢や皮脂が混ざってできたもの。まれにホコリなどの外からの汚れが混ざっている人もいますが、基本的には古い角層や皮脂などの汚れです。へそは立体的な構造をしているので内部が掃除しにくく、汚れが溜まりやすいところ。しっかりとケアしていない人は、へそのごまが米粒よりも大きい塊になってしまっていることもまれにあります」

おへそ掃除の重要性とは?

「おへそは毎日ゴシゴシ洗う必要はありません。しかし、適度に洗わないとニオイの原因になるので、しっかりケアはすべきでしょう。基本的にはおへそから感染症を起こす可能性は低いですが、常に清潔にすることを心がけましょう」おへそが赤く腫れるなど、異変を感じたら皮膚科に行こう。

おへそがしっかり洗えていない人がいる

「基本的にはお風呂に入ったときに石鹸をよく泡立て、指で優しく撫でて洗う程度で問題ありません。しかし、これまでケアを怠ってきた人は、それだけでは汚れが落ちないかもしれません。また、人によっておへその構造に違いがあり、皮下脂肪の量によってもへその深さが違います。若くて脂肪が多い人はおへそが深く、しっかり洗っているつもりでも、汚れが溜まっている可能性もあります」