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Jun

ルンバって結局どれを選べばいい? 間取り・生活シーン別おすすめモデル

選ぶときの大事なチェックポイント

今回は間取りなどに合わせたおすすめモデルを紹介するが、その前にルンバを選ぶ際に注目してほしい4つのポイントについて解説したい。

【1】自動で本体のゴミを充電ステーションに収集する「クリーンベース」搭載モデル:s9+、i7+、i3+

型番に「+」が表記されているモデルにはクリーンベースが付属する。ルンバが集めたゴミを自動でクリーンベース(自動ゴミ収集機)内の紙パックに収集。最大60日分のゴミを収納できるので、その間ゴミ捨てのことを気にする必要がない。掃除終了後に本体のダストボックスからゴミを捨てる手間を省くことができる。

クリーンベースの紙パックに本体のゴミが収集される。月1程度で紙パックごと捨てればいい

ルンバって結局どれを選べばいい? 間取り・生活シーン別おすすめモデル

【2】間取りを学習できる「Imprintスマートマッピング」搭載モデル:s9+、i7+、i7

部屋の形状と自分の位置をカメラやセンサーで把握しながら清掃中に間取りを学習し、マップを記憶する。ロボットは各部屋の向き、家具の配置などに基づき最良の清掃方法を決定。部屋の形状を記憶してから掃除するので、複数の部屋があるフロアで使っても掃除残しがなく、直線的な動きで部屋の隅々まで効率よく掃除できる。広いフロアや複数の部屋を掃除するのに向いている。

カメラ付きは上位モデルのみ

これらのモデルはアプリ上からロボットに掃除させたくない場所を指定可能。アプリで作成されたスマートマップの上に四角形の「進入禁止エリア」を作るとルンバが入らないので、ペットの水飲み場などを避けたい場合に重宝する。

【3】ゴム製の「デュアルアクションブラシ」搭載モデル:s9+、i7+、i7、i3+、i3、e5

ゴム製のローラー、デュアルアクションブラシでゴミを浮き上がらせ、パワフルな気流でルンバ内部に真空状態を作ってゴミを吸引する。フローリングやカーペットの隙間に入り込んだチリやホコリも逃さない。最下位モデルの693を除いてすべてに搭載されている、ルンバ独自の機能だ。集塵力も優れるうえ、髪の毛やペットの毛がからみにくく、お手入れしやすいといったメリットも。

ゴム製のデュアルアクションブラシは、集塵力もお手入れ面でも優秀

【4】規則正しい清掃パターン搭載モデル:s9+、i7+、i7、i3+、i3

規則正しい掃除パターンで動くモデルは、真っ直ぐ進み、順番に掃除をしていく。間取りを把握できるモデルがそのパターンで、動きに無駄がなく複数の部屋も短時間で終わる。

規則正しく動く清掃パターン

一方、壁や家具に当たりながら、さまざまな角度から複数回同じ場所を走行し、全体がきれいになるまで掃除をするモデルもある。一昔前は「ランダム走行」とも呼ばれていたが、行き当たりばったりで掃除をしているわけではなく、角度を計算しながらくまなく掃除を行なっている。間取りなどを認識できない下位モデルがそのパターンで、複雑な間取りや複数部屋の掃除には向かない。