09

Aug

ツイッターの「良くないね」ボタン、下向き矢印で世界的にテスト開始

ツイッターの「良くないね」ボタン、下向き矢印で世界的にテスト開始

不適切なコメントを本社に通知するボタンですって。これまで何カ月も、ハート印の「いいね」の反対意見として「良くないね」ボタンの検証を続けてきたTwitter(ツイッター)。今度は全世界に向けて、下向き矢印のボタンを実験的に実装することになりました。

 ツイッターの「良くないね」ボタン、下向き矢印で世界的にテスト開始

平和なツイッターを目指して

この意思表示はツイートに続く会話が人々の望むものかどうかを、ツイッター社に知らせて品質を向上させるのが目的なのだそうです。なので、もし他者に押されても、その結果はユーザーには知らされません。

いろんなボタンで実験されてきた

かつては「賛成」を表す上向き矢印と一緒に「反対」の下向き矢印、または「いいね」がハートで下向き矢印、もしくは下向きの親指など数種の試験を経てきたツイッター。これらはランダムなユーザーに実験的に表示されてきましたが、そうした結果からただ下向き矢印を追加するという方式が選ばれました。いずれのデザインも、被験者となったユーザーらが不適切だと思ったコメントを通報するのに役立ち、品質が向上する手助けになったことが判明したのだそうです。最初はブラウザ用で、続いてiOSとAndroidにも搭載するとのこと。近々お目見えすることでしょうね。

ホントに投稿するか再考を促す機能も

一方で攻撃的な言葉を投稿しようとした人たちの30%以上が、考え直して編集/削除することに役立った「ツイート前に見直す」機能も実装されます。勢いで書いてそのまま投稿することってありますよね。しかし、一旦我に返って見直すと、「これじゃいかん」と思い直すことが30%以上あるのだそうです。こうした機能で悪意のある投稿が減って、ツイッターランドが万人に使いやすいSNSになるのでしょうか? 期待したいですね。Source: Twitter (1, 2) via HYPEBEAST, SLASH GEAR

岡本玄介