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“小さなルンバ”でプログラミングを学べる、アイロボット「Root」

Rootでできる主な動作は、絵を描く(付属のペンを挿して上げ下げ)、音楽を奏でる(全8音階と音符の種類を設定)、7色の光を出す(7種類の色と光の量を設定)、壁を上る(裏面のマグネットでホワイトボードにくっついて垂直に移動)、運転(手持ちのデバイスに合わせてRootを走行/回転)、ルンバのように動く(バンパートリガーを利用して、ルンバのように障害物に当たりながら進む)というもの。

ペンを挿して絵を描けるRootでできる主な動作

専用アプリ「iRobotCoding」でコードのシミュレーションができ、ロボットが手元になくても、アプリのみで自作のプログラムを作成して動きを確認できる。また、クラウド上に作成したプログラムを保存することで、世界中のプログラマーにシェアできる。アプリやサービスの利用は無料。

アプリはブロックをつなげて簡単にプログラミングするレベル1から、本格的にテキストコーディングするレベル3まで、3段階のレベルで構成。これらを画面上で簡単に切り替えられるのも特徴。小学校教育の全教科や、中学校でのプログラミング授業で使えるようにデザインしたという。

“小さなルンバ”でプログラミングを学べる、アイロボット「Root」

レベル1「グラフィック・ブロック」動きがイラストで描かれたブロックをドラッグ&ドロップをしながら、コーディングの基礎となる論理的スキルを学ぶ。

レベル2「ハイブリッド・ブロック」グラフィック・ブロックとテキストで書かれたコーディングスクリプトを組み合わせて、コーディングの流れを習得する。

レベル3「フル・テキスト・ブロック」フルテキストコードを使用して、本格的にコーディングコマンドや構文を打ち込む。

3つのレベルを切り替えて利用できる

最大稼働時間は5時間で、充電時間は3時間。充電はUSB Type-Cポートから行なう。

本体サイズは13.4×4.5×14.9cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.49kg。付属品は、USB充電ケーブル、折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール、ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロス。